木のおもちゃの魅力

木の持つ自然な魅力

1つとして同じ表情を持たない木目や、あたたかみのある見た目、心地よい手触りなど木の家具やインテリアには独特の魅力があります。木造の建築物は鉄筋コンクリートで造られた建築物よりも精神的によい影響をもたらすとも言われています。

様々なシーンで活躍する木材ですが、知育玩具としても注目されていることをご存知ですか？
口に入れても安全安心な素材であることからベビー用品にも最適です。
こちらでは木彫りのおもちゃの魅力についてご紹介したいと思います。

心地良い素材

人は、木の手触りや匂いで安心感を抱きます。
自然の恵みである木は人間と同じような温もりを持ち、おもちゃになっても生き続けるので、あたたかみがあるのです。

子どもにとってお母さんやお父さんの肌の温もりは、最も心地の良いあたたかい素材です。
人の肌と似ている木の素材感を生かした優しい手触りと配色が魅力なのです。
温もりのあるおもちゃだからこそ、子どもたちの感性を豊かに育むことができるのです。

五感に働きかける

自然の恵みである木は目で見て、耳で聞いて、鼻で匂い、手で触って、口で味わう五感に働きかけます。遊びながら五感を学んでいく子どもにとって、扱いやすいおもちゃであることが大切です。適度な重さがある木彫りのおもちゃは小さな子どもにとって、ものを掴むなど指や手先の訓練にもなります。

長持ちする

プラスチックのおもちゃと違って耐久性に優れています。長く使って遊ぶうちについた傷にも愛着を持って、子どもも物を大切にする気持ちを育みます。

遊びの広がり

木彫りのおもちゃはシンプルで遊びやすい作りになっています。
説明書がないのがほとんどで、遊び方が決まっていません。
自由に遊べるので、自分なりに工夫して遊びを展開していき自発性を育てます。
また、子ども同士で遊んで想像力とコミュニケーション力も身につきます。

木のおもちゃの取り扱い方法

直射日光の当たらない場所で保管する

おもちゃの表面に強い日の光が当たると、紫外線によって色あせや日焼けの原因になります。
また木が乾燥して、変形が生じるおそれもあります。直射日光のあたる場所を避けて保管・設置してください。

湿気が高い場所では保管しない

湿度が高いとカビの原因になります。
また、膨張する場合もあります。木材は、湿度が高くなると膨らむことがあるからです。キッチンやお風呂場、洗面所など、水がかかる場所に置くのは避けましょう。

エアコンの風が直接当たる場所を避ける

冷暖房器具から出る風は、木の湿気を飛ばし乾燥させてしまいます。表面が急激に乾燥すると、縮んだりひび割れたりするおそれがあります。

お子様の手の届かない場所に保管する

おもちゃを組み立てていない時は、それぞれの部品をお子様の手の届かない場所へ保管してください。
手の届く場所に置いていると、思わぬ事故の原因になります。組み立てや分解は、お子様の手の届かないところで行うようにしましょう。

強い衝撃を与えない

木製品は、とてもデリケートで割れやすいものです。投げたり振り回したりすると、破損またはケガの原因になります。
床に落としたり強い衝撃を与えないよう、丁寧に取り扱いましょう。

汚れたら乾拭きする

本体が汚れたら、布のような柔らかいもので乾拭きしましょう。シンナーなどの薬品で拭くのは避けてください。もし、乾拭きでも汚れが落ちないようであれば、専門業者にご相談ください。