木で作られた靴べらの魅力とは?木製のアイテムのメリットと魅力

木で作られた靴べらの魅力とは?木製のアイテムのメリットと魅力

近年は、さまざまなアイテムの材質にこだわる傾向が増えてきました。その中でも木で作られたものに注目が集まるケースも多いでしょう。材質といえば、金属やプラスチックの工場生産されたものが一般的になっているものも多いのですが、木製の魅力ゆえに愛用されているものもまだまだあります。今回は、木で作られた靴べらの魅力についてご紹介します。

木製品のものの魅力

日本は、温暖で水にあふれた豊かな地域です。国土のほとんどが森林地帯で、木が身近な存在です。私たちが日常生活を送る上で、木は実に多くのもので使用され、目にします。家や家具は、日本では木造であるところが多いでしょう。日用品の場合、材質としては今まで木で作られていたものも、最近ではプラスチックなどに置きかえられているものもあるでしょう。しかし、そのような物でもやはり木製であるものが気に入っていて使用しているという場合もあります。

それは、木が持つ特徴や良さがあるからではないでしょうか。その良さを挙げてみます。まずは、木に対して自然ややすらぎを持ちやすいという日本人特有の特徴があるでしょう。木をふんだんに使用した住宅というのも、家でくつろぐことが出来るようにしているからです。

また、木には優れた断熱保温性があります。季節に関わらず、木を手にすると温かみを感じます。これは金属などと比べて熱伝導率の低いことが原因です。そのため、木製の食器を使っているご家庭も一定数いらっしゃいます。

靴べらの雑学

靴べらといえば、店舗の靴を脱ぐ場所にある長いタイプのものを、多くの人は、連想するのではないでしょうか。けれども私たちはあまり靴べらのことについて、詳しく聞いた事は無いような気がしませんか。中には、そもそも使わないという人もいるでしょう。ここでは、靴べらとはどのようなものでどのように使用されているのか、またどのようなタイプがあるのかをご紹介します。

靴べらの歴史

実は、靴べらがいつから使われていたのか、また誰が発明したのかについては不明です。大昔は、サンダル風の靴がメインでした。次第に、現在私たちが履くような靴の形に改良されていったのにしたがって、考え出され利用されるようになったのではないでしょうか。

さて、靴べらを英語では「shoehorn」といいます。直訳すると「靴、角」となります。かつて、靴べらは動物の角で作られたものでした。現在でも老舗のメーカーでは、靴べらを、角で作るところもあります。

靴べらを使用する理由

なぜ靴べらが使用されるのか、その一番の理由は、「靴を守るため」です。靴を履いたり脱いだりし続けると、かかとの部分を踏みつけてしまうこともよくあるでしょう。それにより、かかと部分が型くずれを起こし、靴が劣化してしまうのです。とくに革靴は、その痕としてのシワが残りやすく、外見的にも見栄えが悪くなってしまいます。

また、靴べらを使用せずに、指を入れて無理をして履く動作や、つま先をトントンとやって履く動作がスマートでないと人に映ってしまいます。これがフォーマルな場やビジネスの場であればなおさらです。イタリアでは、自分の靴べらを持っていることがおしゃれだと言われています。

靴べらを利用することによって、大切な靴を痛ませずに長持ちさせ、人から所作が良いとか、おしゃれでカッコいいと評価されることにもつながります。

靴べらの種類

靴べらの種類としては、長さで「ロング」と「ショート」とに分かれます。よく玄関などで使用する靴べらは、ロングタイプが多いでしょう。これは立った状態で使用しやすいように長くなっています。一般的には50cm以上の長さになります。

一方ショートタイプは、携帯することを前提として使用するものです。主にメタル・レザー・プラスチックに分かれます。メタルはすべりがよく丈夫です。レザーは使っていくほどなじみが出てくる良さもあります。また上質感があるので、人前で使用することが多い人に好まれるでしょう。プラスチックは安価で靴も履きやすい特徴があります。

木製の靴べらの良さ

靴べらは、長さや材質によってさまざまな種類があり、それぞれのシーンで適切なものが使用されるものです。場所によって使用する人の性別・年齢層などが異なるため、そこに適したものを置いておく必要があるでしょう。ここでは、木製の靴べらに焦点を当て、その良さについてご紹介します。

まず、木の持つ温かみのある材質感が魅力でしょう。自宅で使うことの多いロングタイプの場合は、玄関のインテリアに溶け込みやすいものが多く、選びやすくなっています。ひと口に木製といっても、その品により明るさ・重厚感・温かさなど、さまざまな異なる印象を与えるのも魅力です。木製のロングタイプの場合、スタンドタイプの靴べらを選ぶことが多いのです。その存在自体が、一つのインテリアのアイテムとして機能します。

木製のものは一般的には長持ちします。その間、色合いも味があるものになったり、使う人自身がそのアイテムに愛着をもつようになったりすることが多いのです。手触りもよく、温かい触感なので使い勝手も良いでしょう。

まとめ

玄関に、それとなく置かれていると思われる靴べらですが、それにはきちんとした使用する意味があり、またさまざまな種類があることをまとめてきました。屋内では靴を脱ぐという習慣の日本では、靴べらを使用する機会が外国よりも多いと思われます。良い靴べらを選んだら、快適に靴を履けるようになるだけでなく、スマートでカッコいい動作を見せることも可能です。

「有限会社伊川彫刻店」では、そのような暖かみがあって愛着の持てる木製の靴べらを取り扱っています。木製のさまざまな商品をご覧ください。気になる商品がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

 

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